30代で自然妊娠する方法まとめ!できないと諦めないで確率を上げるには
この子もきょうだいがほしいって言うと思うの!
なっちゃん、まだお腹の子も生まれてないのにずいぶん気が早いなぁ
34歳までは25%だけど、40歳になると15%に下がるポヨ!
だからなっちゃんはまずはお腹の赤ちゃんを元気に生むことを考えるポヨ!
体外受精などのART(生殖補助技術)による妊娠率でも34歳までは25%以上だったものが、37歳で20%、39~40歳で15%、41歳で10%、43歳で5%と下がっていき、49歳ごろには1%以下となります。
ですが考え方を変えると、0%ではありません。
ここでは妊娠する確率を上げる方法をご紹介したいと思います。
自分の生活を少し変えるだけで妊娠しやすい体質になれるかもしれません。
目次
1.産婦人科を受診しましょう
体が自然妊娠できる状態かをまず産婦人科や婦人科で診てもらいましょう。
知らないうちに性感染症になっていたり、子宮筋腫や子宮内膜症などの不妊の原因になる場合もある病気に罹っている可能性もあります。
先天的に子宮の形状が異常な場合やホルモンに異常のある場合もあります。
それらをエコー検査や内診、血液検査などで確認し、異常がないかをチェックすることは非常に重要です。
また次の項目にもありますが、基礎体温を測ってグラフにしていると先生もより状態がわかりやすいので、基礎体温表を持っていくようにしましょう。
2.基礎体温をつけましょう
女性の体温は二相性といって低温期と高温期に分かれます。
低温期から高温期にガクッと体温が変わる頃が排卵日になり、妊娠しやすい時期になります。
この日あたりを狙えば妊娠の可能性が上がるので、基礎体温を毎日測るように習慣化しましょう。
グラフにしてみてきれいに低温期と高温期が分かれているようであれば、排卵がちゃんとされていて妊娠しやすい状態であることがわかります。
逆に、体温が低温期と高温期の区別があまりつかず、不安定な状態であれば、排卵がされていない可能性がありますので受診の際に先生に相談してみましょう。
基礎体温の測り方ですが、婦人科体温計という舌下で測る精密な専用の体温計を使って、毎朝目が覚めてベッドに入った状態のままで舌下で体温を計測します。
枕元や、寝たままで手の届くところに体温計を置いておくようにしましょう。
3.からだを温めましょう
からだの冷えは血流を悪くするため、老廃物の運搬や酸素の供給に悪影響を及ぼします。
子宮や卵巣には多くの血管がありますので、血流の悪化は不妊の一因と言えます。
冷えを予防するには適度な運動や湯船での入浴が効果的です。
仕事や家事の合間にストレッチや、通勤ついでに1駅ウォーキングなど、始めやすいことから運動を少しずつ取り入れてみましょう。
シャワー浴ばかりで、湯船での入浴をあまりしていない方はぜひ湯船につかりましょう。
全身の血行促進に効果的でストレス解消にもなります。
手足が冷える方は我慢せずに靴下や手袋などで保温しましょう。
末梢が冷えればからだも冷やしてしまいます。
冷たい飲み物は体の中から冷やしてしまいますので、温かいお茶などを飲むようにしましょう。
4.規則正しい生活を
夜更かししていいことはありません。
早く寝ることで十分な睡眠を確保できますし、朝の目覚めも良くなります。
体内時計のずれが不妊に繋がるという研究結果も出ていますので、早寝早起きの生活を送ることで妊娠の可能性は高くなると言えます。
5.栄養バランスの整った食事を
栄養不足の体ではそもそも排卵が抑制されたり、生理が来なかったりということになりかねません。
子宮の内膜が薄いためにせっかく受精したとしても着床しないということも起こりえます。
栄養が十分満ち足りた状態でないと妊娠は難しくなります。
また、妊娠するということは、自分の体プラス急成長する赤ちゃんの分も栄養が必要になるということです。
これは妊娠中の食事だけではなく、妊娠前からお母さんの体に貯蓄してある栄養分も必要となるので、妊娠前からの食事は気を付けないといけません。
3食きちんと食べて、栄養バランスを考えた食事を摂るようにしましょう。
妊娠の1か月以上前から妊娠3か月までの間、葉酸をはじめその他のビタミンなどを多く含む栄養のバランスがとれた食事が必要であることを知っておきましょう。
6.栄養補助食品を適度に摂取しよう
妊娠を考えている方は、葉酸を摂取するようにしましょう。
葉酸の不足によって、赤ちゃんが神経管閉鎖障害という病気になりやすくなってしまいます。
栄養バランスを考えた食事を摂っていても、葉酸の必要摂取量を満たすことは難しいため、サプリなどの栄養補助食品を摂取することが奨励されています。
6.まとめ
妊娠しやすいからだづくりは、基本的な生活を見直すことが非常に重要と言えます。
これを機会に仕事や生活などいろいろな面を見直すきっかけにしてもらえればと思います。
もちろん、旦那様にもこれらの項目は当てはまります(からだを温めるところは違います。男性の性器周辺は温めてはいけません。)。
ご夫婦で話し合ってみてはいかがでしょうか?