妊娠中セックス注意点!出血や痛みは?いつまで大丈夫な時期?流産や破水しない為に
友達にもちょっと聞きづらいわよねぇ。。
なっちゃんがぼぉっとこっちを見ているけど。。。
でも、夫婦で話し合うことが大切なんだポヨ~
時期や状態によって控えたほうがいい場合はありますが、基本的には妊娠中のセックスはしても問題ありません。
では、どんな時期や状態の場合は控えた方がいいのでしょうか?
気を付けるべきポイントをまとめてみました。
1.控えたほうがいい時期は?
妊娠16週頃に、お母さんから赤ちゃんに栄養や酸素を供給する胎盤が完成し、赤ちゃんとの結びつきがしっかりしたものになります。
妊娠16週から安定期に入ります。
これより前の時期は流産の確率も高く、安定した状態とは言えないため、セックスは控えておくのが無難でしょう。
妊娠初期の流産の原因のほとんどが、赤ちゃんの染色体異常によるものと言われていますが、セックス後に出血や痛みがあった場合に心配事が増えてしまいますし、もし流産してしまった場合に関係性は少ないとしてもセックスしたことを悔やむ結果になりかねません。
セックスレスの原因になりかねませんので、安定期に入ってからのセックスをおすすめします。
2.控えた方がいい状態は?
下記の状態に当てはまる場合はセックスは控えましょう。
- 切迫流産や切迫早産と診断されている
- お腹の張りが頻繁だったり、出血がある、子宮頸管が短いなど切迫兆候がある
- 今までの妊娠で切迫流産や切迫早産の経験がある
- 前置胎盤や低置胎盤(胎盤の位置が)と診断されている
3.出血、破水の危険性は?
セックスの後、少量出血することがあります。
妊娠中は子宮口付近に血管が多く集まっているため妊娠前より充血しやすい状態です。
セックス時に深く挿入してしまう体位(後背位など)だと、ペニスと子宮口がじかに接触し、これらの血管のいくつかが破れ、出血を起こす場合があります。
出血が数時間たっても続いていたり、出血量が増えたりした場合には、かかりつけの産婦人科に連絡しましょう。
セックスをすることで破水することはまずありません。
ですが、セックス時に細菌が膣内に入り、それが絨毛膜羊膜炎を引き起こして破水に繋がる場合があります。
絨毛膜羊膜炎は赤ちゃんを包む膜が細菌感染によって炎症を起こした状態で、この炎症により膜が破れて破水することがあります。
これを防ぐにはコンドームの着用が必要になります。
4.コンドームは必要?
妊娠中のセックスで重要なのが、コンドームを必ず装着することです。
精液には子宮を収縮させるプロスタグランディンという物質が含まれています。
陣痛を起こすような効果はありませんが、少なからず子宮の収縮を招いてしまいます。
また、精液によって感染する病気もありますので、妊娠中のセックスにはコンドームの装着が必須になります。
精液以外にも唾液でも感染する病気がありますので、オーラルセックスは控えておきましょう。
5.まとめ
妊娠中のセックスは、夫婦の関係性にも大きな影響があります。
妊娠によって性欲が減退する女性は少なくありません。
無理にするのはストレスの原因ともなり、夫婦間のいさかいの原因ともなりかねません。
妊娠中に無理にセックスを続けることで産後のセックスレスへと繋がる危険もあります。
デリケートな問題ですが、夫婦でしっかり話し合うことが非常に重要です。
一番大事なのは赤ちゃんが無事に産まれることですから、我慢できるところは我慢してもらいましょう。