妊娠中に副作用の危険性があるサプリの組み合わせは?葉酸サプリは大丈夫?
パッケージに書かれている用法・容量を守って飲んでれば大丈夫なのかなぁ?
ただ、体に良いからといって飲みすぎてはダメポヨ!
飲み合わせの問題があるから、常温の水で飲むのが一番いいポヨ!
じゃ、私は大丈夫ね!もし、飲みすぎたらどうなっちゃうの???
サプリメントのみで1日400μgが推奨の量ポヨ!1,000μg超えると副作用のリスクがあるから、摂取量を守るポヨ!
ダイエットや美容、不妊改善などの効果があることから、積極的に摂取している人も少なくないでしょう。
しかし、サプリメントにも副作用といわれる効果が現れる事があります。
基本的には決められた摂取量を守ってさえいれば、副作用などはありません。
しかし、身体によいとはいえ、過剰摂取してしまったり、飲み合わせの問題などで、逆に健康を害する可能性もあるのです。
たとえば、カルシウムと鉄分の組み合わせや、キトサンとDHAの組み合わせは栄養素の吸収を悪くすると言われていますし、亜鉛とカルシウムの飲み合わせは、亜鉛の吸収率を落とすとされているため、目的によっては同時摂取しない方が良いでしょう。
また、医薬品との飲み合わせはどのようなサプリメントであっても基本的に避けるようにするべきとされています。
サプリメントは補うという意味のもので、医薬品と併用する事により、病状を悪化させる可能性もあるからです。
これは厚生労働省からも注意喚起されているため、サプリメントと医薬品の同時摂取は避けるようにしましょう。
1.サプリメントの摂取方法
サプリメントは、基本的に常温の水で飲むようにすると良いとされています。
お茶やコーヒーでは栄養吸収にマイナス効果があるためです。これは、カフェインやタンニンのことをさしています。
また、カルシウムと同時摂取しない方が良いサプリメントもあることから、牛乳で飲むのも避けるようにしましょう。
飲むタイミングはそれぞれのサプリメントによって異なりますし、摂取量は決められた量を必ず守るようにします。
また、子どもには飲ませてはいけません。
サプリメントというのは大人用に作られている者であり、まだ成長途中の子供に飲ませると過剰摂取になってしまいます。
子どもに関しては、必要な栄養素は食事でとらせるようにしましょう。
2.葉酸サプリについて
妊活中、妊娠中、そして産後も摂取がすすめられている葉酸ですが、葉酸は取りすぎると副作用があるのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
食品から自然に葉酸を摂取した場合、水溶性ビタミンである葉酸は尿と一緒に排出されてしまうため、大量に摂取しても副作用のリスクは非常に低いと言われています。
しかし、サプリメントなどを使う事で過剰摂取してしまうと、自然に摂取できる量とは異なるため、副作用はゼロではないとされているため、注意が必要です。
厚生労働省によると、妊娠中の目標摂取量は、サプリメントのみで400μg(マイクログラム)の葉酸の摂取を推奨しています。
これは、食事で自然に摂取する葉酸はカウントしません。
また、400μgを超えたからといって、すぐに副作用が出るわけではありませんので、あまり神経質にならなくても大丈夫です。
ただし、サプリメントでの葉酸摂取量が1日1,000μgを超え続けると、副作用のリスクがあるとされているため、過剰にオーバーするのはやめましょう。
注意すべき点は、食品から摂取する葉酸と、サプリで摂取する葉酸では体内への吸収率が異なるという点です。
食品から自然に摂取した場合は尿などで排出されやすい葉酸ですが、サプリで摂取すると体内に吸収されやすくなっているのです。
葉酸の過剰摂取による副作用は、主に食欲不振・吐き気・不眠症・むくみなどがあげられます。
妊娠中はつわりと判断が付きづらい症状であるため、摂取量は気を付けなければいけません。
また、紅斑・かゆみ・呼吸障害・亜鉛の吸収率低下なども症状としてあるため、あまりひどいと胎児の喘息リスクが上がるとも言われています。
妊活中、授乳中ももちろんですが、なかでも妊娠中は特に、過剰摂取に気を付けましょう。